デュッセルNEWS 2020年5月号

【それでも変わらないものはなんですか?】

 

弊社は全員テレワーク7週間目に突入しました。メンバーの創意工夫と、こわごわ試した新しいメディアにも慣れ、「出社しない」が優先ならまだ当分いけるという感触です。その一方で、ああリアルで話せたらいいのになと感じることも増えてきています。

 

先月、アフターコロナに旧態依然のままでは人は離れていくと書きました。新しい世界への対応を迫られているのは事実です。が、何でも変えればいいというものでもない。大きな転換があるごとに今までを全否定していたら、順応できるまでにめまいで倒れるのが関の山です。

 

ではどこまで振り返るか、その目安のために一度、自社の製品やサービスや人、すべてひっくるめてでも、自社を5分間みっちり褒めつづけてみませんか。こういうやり方や考え方が好きだし自信が持てる、ああいう嫌な部分がないのがいいところだ、掘り起こせばいろいろ出てくるでしょう。そうした価値観を持ち続けるために折り合いをどうつけるか、また「玉に瑕」があれば、そのキズを小さくする方法を考える。前向きに考え直す一つの方法と思います。

 

「展示会なんて古臭いビジネスモデルはもう終わりだ。」今回に限らず、今まで何度となく言われてきました。確かに、大勢が集まること自体が許されないうちは開催すらできません。が、メッセ・デュッセルドルフは展示会というリアルの場がなにより貴重だと考えています。

 

ITは、人の五感とそれに支えられる職業的感覚、プロの目が求めるものすべてを提供してはくれません。製品・機械の機能を構成する大きさやそれが出す音、匂い、手触り、食品であれば味、等々。何より、その場の人間の肌感と本気度合。これらすべてが噛み合ったときの成功の大きさは、他のメソッドではそうそう得られないものだと感じます。「腑に落ちない」「腹を決める」などの言葉は、人は頭だけでは動けないことを示しています。

 

ただ今回、ITがもたらす良い変化とも出会いました。「上座・下座がないし、Teamsは4人しか画面に映らないから、発言しなければいないのと同じ。無言の圧力は通じない」。「いつも途中でかぶせてくるガイジンも最後まで人の話を聞いてくれる」面白い気づきを聞きました。リアルを活かすITって何だろうか、また新しい課題です。

 

「Well.come」「Love a FAIR」「Point of SOUL」「FUTURE Building」。メッセ・デュッセルドルフに行かれた方はバナーを目にされたことがあると思います。これらも、私たちの大切な価値観です。現状では、9月以降はすべてのイベントを実施する予定です。皆様とデュッセルドルフでお目にかかれる日を楽しみにしております。

 

小原暁子

 

 

新型コロナウイルス感染拡大に伴う情報

 

弊社およびドイツ本社の新型コロナウイルスに対する対応をウェブサイトおよびFacebookにて随時アップデートしています。

 

また、開催延期が決定されたメッセの情報についてはこちらでご覧いただけます。

 

ご参加予定のお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、正しい情報をいち早く皆様にお届けできるようスタッフ一同努めて参りますので、弊社ウェブサイト・Facebookにて最新情報をご確認いただければ幸いです。

 

【メッセ情報】

※メッセ会期・開催都市についてはメッセ・カレンダーをご覧の上、各メッセのウェブサイトをご覧ください。

 

中国国際管材製造加工・技術展「Tube China 2020」では、工業炉・熱応用技術に特化したパビリオン「Thermprocess China Pavilion」が併催されます。これはデュッセルドルフ開催の「THERMPROCESS(国際工業炉・熱応用技術展)」や中国機械工学会工業炉分会のサポートにより行われるものです。詳細はフライヤー(日本語)をご確認ください。

 

  • いざ、大注目のフィリピン市場へ:

昨年から、弊グループが共催者として加わったPACK PRINT PLAS PHILIPPINES (2020年10月8-10日 @ パサイ = マニラ首都圏)は、同国の包装・印刷・プラスチック・ゴム業界に深く根差したビジネスメッセです。単独でのご出展はもとより、メッセ・デュッセルドルフが企画するパビリオンへのご参加を含め、この機会にぜひご検討ください。各種お問い合わせは、こちらにて

 

2020年12月9-11日、シンガポールで隔年開催される「MEDICAL FAIR ASIA 2020」は、当初開催予定の9月から左記日程に変更し開催となります。東南アジアのディストリビューター、パートナー開拓に最適な商談展示会です。会場はマリナベイサンズ。

 

2020年12月9-11日、シンガポールで隔年開催されるA+Aの東南アジア版である同展は、当初開催予定の8月から左記日程に変更し、会場もマリナベイサンズに変更し開催となります。東南アジアのディストリビューター、パートナー開拓に最適な商談展示会です。

 

世界有数の経済成長を見せるインドでは、なかでも食品、医薬品向けソリューションに対する膨大な潜在需要を背景に、加工・包装産業が急速な発展を見せています。インド+南・西アジアから関係者が一堂に会する本展へのご参加をきっかけに、グローバルビジネスの拡充を狙ってみませんか?弊社MDJ主催のジャパン・パビリオンをはじめ、各種お問い合わせは、こちらにてお受けいたします。

 

デュッセルドルフで開催される世界最大のボートショー「boot」のご出展申込が始まりました。受付期間が6月30日までと短くなっておりますので、ご検討中のお客様はどうぞお早めにご連絡ください。

  

  • 2021年2月4-8日、プラスチック・ゴム産業と同ユーザー業界がPLASTINDIAに集結

245,000人超もの関係者が来場した実績を持つPLASTINDIAは、インドプラスチック・ゴム産業にとって必要不可欠なビジネスの場として、非常に高い評価を得ています。開催場所が首都デリーに戻り、さらなる来場者が見込まれる本メッセへのご出展を、貴社のインド戦略のひとつとしてぜひご活用ください。各種お問い合わせは、こちらにて

 

2021年3月16-18日にデュッセルドルフで開催される蓄エネ国際会議および展示会「Energy Storage Europe」のチケットショップがオープンしました。

会場はホール1となり、さらにパワーアップして開催します。ご来場をお待ちしています。

 

メッセ・デュッセルドルフが新たな主催者となることが決定したSaw EXPOは、2021年6月、ドイツ南部のフリードリヒスハーフェンで開催されます。さらなる注目を集める本メッセに、ぜひ出展ご参加をご検討ください。

 

【ドイツ現地情報】

5月6日、ドイツでは新型コロナウイルスCovid-19の感染拡大を鈍化させるという目標が達成されたとして、ロックダウン(都市封鎖)を段階的に緩和していくという発表がなされました。

 

NRW州(ノルトライン・ヴェストファーレン州:州都デュッセルドルフ)の対応については、デュッセルドルフ総領事館のウェブサイトで最新情報が更新されています(弊社Facebookでも重要な情報は随時シェアしています)。

 

また、弊社の隣にオフィスを構える株式会社エヌ・アール・ダブリュージャパンもウェブやニュースレターで幅広くNRW州の情報を配信しています。

 

ウイルス感染状況により今後もいろいろな措置が講じられ緩和されていくと思われますので、弊社の情報とともに上記2つの配信情報もどうぞご覧ください。

 

 

【ドイツ語を学ぼう!】

ドイツ連邦共和国大使館・総領事館の Facebookへの投稿「今週のドイツ語」から、ためになるドイツ語をご紹介します。

Sonne tanken =日光浴でビタミンD補給!

 

 

 

デュッセルNEWSは毎月15日頃配信しています。自動配信をご希望の方は、こちらからお問い合わせください。

 


 

㈱メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン
代表取締役社長:小原暁子
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