ニュースリリース

2026.05.29

 

【コーポレートニュース】

 

逆境の中でおさめた成功:メッセ・デュッセルドルフ、成長に向けた経営基盤を強化

安定成長を遂げた2025年、未来に向けた戦略的投資を加速

 

厳しい経済環境のなか、メッセ・デュッセルドルフは堅実な業績により市場における強固なポジションを改めて証明しました。この基盤の上に立ち、当社はデュッセルドルフ本社への戦略的投資を継続するとともに、見本市の新しいフォーマット開発や、世界におけるプレゼンスの一層の強化を推進していきます。

 

2026年5月29日、デュッセルドルフ|メッセ・デュッセルドルフグループの2025年度の売上高は3億7,440万ユーロ、税引後利益は4,440万ユーロとなりました。デュッセルドルフ市長であり、当社の監査役会会長を務めるシュテファン・ケラー市長(Dr. Stephan Keller)は、「厳しい経済環境下において、メッセ・デュッセルドルフは強さとレジリエンスを再び証明しました。世界経済の幅広いセクターを反映する存在だからこそ現在の経済動向の影響をダイレクトに受けますが、それを踏まえれば今回の業績はより一層目覚ましいものだと言えます」と述べました。なお、株主総会において、1,200万ユーロの配当を実施することが決議されました。

 

 メッセ・デュッセルドルフの社長兼CEO、ヴォルフラム・ディーナー(Wolfram Diener)は、「2025年度、私どもは掲げた目標を計画通りに実行しました。戦略的にポートフォリオを進化させ、新たなフォーマットを成功に導くと同時に、最大規模の投資プロジェクトの足がかりを築きました。この『継続的な発展』と『未来への大規模投資』の絶妙なバランスこそが、当社の長期的な成功を確固たるものにするのです」と強調します。

 

世界のハブとしてのデュッセルドルフを強くする国際的な求心力

 昨年、当グループは世界各国で81の見本市を開催しました(海外:55件、デュッセルドルフ:26件)。デュッセルドルフで開催された見本市には2万3,695社の出展社と100万名を超える来場者が訪れました。

 

 中でも大きなハイライトとなったのは、3年に一度開催されるプラスチック・ゴム産業の世界最大の見本市「K(プラスチック・ゴム国際見本市)」です。3,000社以上の出展社と17万5,000名を超える業界関係者が来場し、全18ホールおよび屋外のイベントスペースすべてがエキスパートで溢れました。

 

 デュッセルドルフで世界規模で開催される主な見本市に関しては、国外からの参加比率が例年通り高水準を維持しており、出展社の74%、来場者の34%がドイツ国外からの参加でした。特に「MEDICA(国際医療機器展)」では出展社の88%、来場者の74%が国外からという他に例を見ない数字を記録しています。

 

 メッセ・デュッセルドルフのCOO、マリウス・ベルレマン(Marius Berlemann)は、これらの数字がデュッセルドルフにとっていかに重要かを次のように評価しています:「私どもは、市や地域の経済力に大きく貢献すると同時に、世界の経済ハブとしてのデュッセルドルフの知名度を高めています。今後もこれを維持するため、お客様のニーズに合わせてデュッセルドルフが誇るグローバルな大型見本市を常に進化させ、時代の先端を行く新たなフォーマットを創出し続けていきます」。

 

新しい見本市、新しいトピックス

 2025年度、メッセ・デュッセルドルフグループは新たに10の見本市をポートフォリオに追加しました(デュッセルドルフで5件、各国で5件)。開催地はメキシコ(モンテレイの「Tube Mexico」)からトルコ(イスタンブールの「ALUEXPO」)、日本(大阪の「JIOSH+W(はたらく現場の環境展)」)まで多岐にわたります。

 

 特に注目すべきは、デュッセルドルフで初開催となった性質の全く異なる2つのイベントです。ひとつは、あらゆる産業や社会に関連する未来の重要分野である自律型システム・ロボティクスを網羅した「XPONENTIAL Europe」。もう一つは、消費者に直接アプローチし、体験型のブランドプレゼンテーションを求める美容業界のニーズに応えるために開発された現代的な消費者向けイベント「The Art of Beauty &Health」です。

 

 2回目となった「XPONENTIAL Europe」では、自律型・無人システムの主要な応用領域として極めて関連性の高いテーマである防衛が新たにスコープに入りました。この見本市は政治的にも強力な後押しを受けており、パトリック・シュニーダー(Patrick Schnieder)連邦運輸大臣のサポートや、ドイツ連邦軍との戦略的パートナーシップが実現しました。

 

 この見本市の成長は数字にも表れており、出展社数はRheinmetal、Diehl Defence、KNDSをはじめ、89%増の357社に拡大しました。次回の開催ではさらにスペースが拡張される予定です。また、カンファレンス・プログラムをさらに充実させたのは、同時開催されたドイツ連邦軍主催(Diehl Defence協賛)の「German Drone-Defence & Innovation Forum of the Bundeswehr」や、在独英国商工会議所(BCCG)による英独シンポジウム「Defence meets Economy」といったハイレベルなイベントでした。

 

 

 

投資と成長の基盤となる強固な財務体制

 メッセポートフォリオの拡充に加え、会場自体のシステムの近代化も進められています。メッセ・デュッセルドルフのCFO兼CTO、ベルンハルト・シュテンプフレ(Bernhard Stempfle)は、「ホール9の近代化は私どものサービスの魅力を高めるだけにとどまりません。新しく生まれ変わる本社ビルとともに、組織のパフォーマンスを向上させ、雇用主としての魅力をさらに高める現代的な労働環境を構築しています。これらの投資は、長年にわたる持続可能かつ補助金に頼らない健全な事業運営のおかげで、すべて自己資金で賄われています」と説明します。

 

 2025年度に2,400万ユーロだった投資額は、2026年度には約8,000万ユーロに大幅に増加する計画であり、2027年度には最大1億2,400万ユーロに達する見込みです。今回の投資の主な柱となるのは、ホール9の包括的な近代化改修で、これには総額約2億ユーロが計上されています。さらに、新しい管理棟の建設には1億ユーロが割り当てられています。

 

これら2つの大型プロジェクトは、いずれも2028年の完成を予定しています。さらに、2040年に向け、北エントランスエリアやホール7の改修など、追加の改善計画も進められています。2000年から2040年までの間にメッセ・デュッセルドルフがこの会場へ投じる投資総額は、約14億5,000万ユーロに上る見通しです。

 

 ヴォルフラム・ディーナーは「2025年度、私どもは約束を果たし、投資を継続しました。会場、ポートフォリオ、そしてお客様にとって最も重要となる市場のすべてにおいて、この歩みをさらに加速させていきます」と締めくくります。

 

日本語抄訳版PDFはこちら|全文(英語)のリリースはこちら

 

【本件に関するお問い合わせ】

メッセ・デュッセルドルフ

Dr. Andrea Gränzdörffer

コーポレート・コミュニケーション部長

Tel.: +49 (0) 211/4560-555 E-mail: GraenzdoerfferA@messe-duesseldorf.de

 

株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン

富田 那渚(Ms. Nao Tomita)

E-Mail: mdj@messe-dus.co.jp 

 

 


ニュースアーカイブ

  • 2026
  • 2025
  • 2024
  • 2023
  • 2022
  • 2021
  • 2020

【コーポレート】逆境の中でおさめた成功:メッセ・デュッセルドルフ、成長に向けた経営基盤を強化(2026.05.29)

【メッセ】interpack 2026 ファイナルレポート:加工・包装業界にグローバルなシグナルを発信(2026.05.13)

【メッセ】ProWine Tokyo 2026 ファイナルレポート:ワイン・スピリッツの「次が見える」3日間(2026.04.28)

【メッセ】wire & Tube 2026 ファイナルレポート:wire & Tube 2026 - 未来を形作る場所(2026.04.21)

【メッセ】ProWein Düsseldorf 2026 ファイナルレポート:戦略的再編の成果を証明―業界は結束を深め、未来を見据える(2026.03.20)

【メッセ】EuroShop 2026 ファイナルレポート:グローバル・リテール・フェスティバル~未来の小売業へ強い刺激(2026.03.06)

【メッセ】boot 2026 ファイナルレポート:展示ホールに広がる好調な販売ムード、最高の雰囲気、国際的なフィーリング(2026.01.27)

【コーポレート】メッセ・デュッセルドルフ、2025年度も好調を維持:グローバル展開と投資戦略で成長を加速(2026.01.21)