デュッセルNEWS 2022年1月号

 

【メッセも社会の公器です】

 

松下幸之助氏が「企業は社会の公器だ」と言われたのは戦前のことだそうで、「メッセも」というのも今更を通り越していますが、今回ご案内するメッセ延期情報を知るにあたり、ふと浮かんだ言葉でした。

 

オミクロン株の影響で、3~5月に開催予定だったメッセが延期となりました。正式リリースは木曜でしたが、現地では月曜あたりからすでに新聞・ラジオなどで「〇〇展が延期(か)!?」と取り沙汰されていたそうです。

 

いったいどこから情報を得るのかとともに、それだけメッセが一般にも重視されていることに驚き、日本からすると羨ましくさえも感じましたがその時、「まあ公器だよな」と思い至ったわけです。

 

公器、つまり社会からの借りもの・預かりもので成り立っていると考えるとメッセはまさに「器」。会場に出展・来場双方の方々の技術・知見と熱意が集まって初めて成り立つものです。

 

器をより使いやすいものに整えるのが私たちの責任ですが、メッセ・デュッセルドルフは特に「国際性」をコアに磨きをかけています。ドイツ最大のメッセ会社はメッセ・フランクフルト、会社・事業規模ともにメッセ・デュッセルドルフの倍以上ですが、海外代表部の数は77社対50社とメッセ・デュッセルドルフが上回っています。海外出展・来場比率は私たちの最重要指標です。

 

いっぽう、不思議にも思えます。ドイツ企業がドイツ国内の展示会に出展するのに、英語主体でブースをつくる。運営側も(たとえ同じアルファベットであっても)コストはかさみます。ドイツ企業にとっては競合が増える可能性もあります。なのになぜ?

 

これも松下さんが言葉にしてくれていますが、企業の役割は「社会の足らざるところを補う」こと。これを果たすためには、文字通りの総力戦でかかるのがよし、というのがメッセ・デュッセルドルフのスタンスであり、これに多くの方々がご賛同いただいている結果が「業界No.1メッセ」なのだろうと思っています。

 

コロナ禍においては、より苦境を余儀なくされているのも事実です。が、国際性の優先がゆらぐことはありません。もう少しの辛抱、と思っております。変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

 

メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン
代表取締役社長 小原暁子

 

 

 

 

金属製造・加工技術の業界No.1メッセ「GMTN」は2023年6月12-16日にデュッセルドルフで開催予定です。前回2019年には2,360社が出展し、世界各国から72,500名の来場者をお迎えした業界最大のプラットフォームです。各展ともお申込期限は4月30日となっておりますので、お早めにご検討ください。お問い合わせはこちらからお願いします。

 

 

【イベント開催のご案内】

  • 2022.01.25|オンラインイベントで、独本社統括がdrupa 2024 について語ります!!

2024年5月28日-6月7日に予定される次回開催に向け、来月より出展者を募集するdrupa 2024について、同展の顔 S. Geldermannが最新情報を発信するオンラインイベントを、来週火曜日 = 1月25日17時より行います。補足的ながら日本語でのご説明もございますので、ぜひご参加ください!! 本イベント参加ご登録(無料)はこちらよりお願いいたします。

 

 

【メッセ情報】

 

※メッセ会期・開催都市についてはメッセ・カレンダーをご覧の上、各メッセのウェブサイトをご覧ください。

 

2022年1月22-30日に独デュッセルドルフで開催予定だった「boot 2022」は、オミクロン株急拡大に伴う規制強化により、開催を断念することとなりました。次回開催は2023年1月21-29日です。すでに入場チケットをお買い求めのお客様には、1月中に返金手続きが行われます。

 

2022年2月15-17日開催予定としていたリテール技術展「EuroCIS」は5月31日-6月2日に延期となりました
前売り入場券、ドイツ入国や現地情報については日本語ウエブサイトでご確認ください。

 

2022年3月に予定していたBEAUTY DÜSSELDORF2022ならびに同時開催のTOP HAIR – DIE MESSE2022は、オミクロン変異株の急拡大を受け、2022年5月6-8日(BEAUTY)、2022年5月7-8日(TOP HAIR)へ延期することが発表されました。

 

2022年3月27-29日開催予定としていたProWein2022は5月15-17日に延期となりました。
今後、出展・来場に関する変更が発表された場合は、追って日本語ウェブサイトにも反映します。

 

  • wire / Tube 2022620-24日に開催延期となりました

2022年5月9-13日に予定されていた「wire / Tube 2022」は、6月20-24日に開催延期となりましたのでご注意ください。また、9月に上海で開催予定のwire China, Tube China、10月にバンコクで開催予定のwire Southeast Asia, Tube Southeast Asia、11月にムンバイで開催予定のWire India, Tube Indiaはそれぞれ出展者を募集しています。

 

2022年8月26日-9月4日、デュッセルドルフで開催される「CARAVAN SALON 2022」の出展お申し込みが始まりました。昨年は、ご来場者の実に40%が新規のお客様で、キャンピングカー業界に寄せられる関心の高さを裏付けました。お申込締切は2月25日(金)です。

 

世界最高峰のプラスチック・ゴム産業展「K」は、会期(2022年10月19-26日)に向けその準備を本格化させています。弊社企画ジャパン・パビリオンも着々と進めており、機械エリアにて、残りわずかながら引き続き出展者を募集しております。ご関心がございましたら、お早めにお問い合わせくださいませ。

 

  • MEDICA 2022 :国際医療機器展:出展者募集中(申込締切3月1日)

2022年11月14日-17日・デュッセルドルフ
昨年11月、2年ぶりに現地開催された同展は参加者減にもかかわらず、日本出展者はじめ皆様よりグローバルなBtoB商談展示会として高い評価をいただきました。同展は現在、出展者募集中です。

ご出展案内資料  前回ファイナルレポート  前回日本出展者リスト  出展者の声

海外販路開拓などご希望の皆様、是非、出展ご検討ください。お問い合わせはこちら

 

  • COMPAMED 2022 :国際医療機器技術・部品展:出展者募集中(申込締切4月15日)

2022年11月14日-17日・デュッセルドルフ
昨年11月、2年ぶりに現地開催された同展は参加者減にもかかわらず、日本の精密加工技術・部材は欧米エンジニアを中心に引き続き強い引き合いをいただきました。同展は現在、出展者募集中です。

ご出展案内資料  前回ファイナルレポート  前回日本出展者リスト  出展者の声

新規海外顧客開拓などご希望の皆様、是非、出展ご検討ください。お問い合わせはこちら

 

今週スタートを切ったJAPAN PACK Online 2022の「オンライン出展」部門でもご案内中の両展、その出展お申し込み期限が来月末 = 2022年2月28日(月)と、迫って参りました。会期(2023年5月4-10日)は1年以上先ではございますが、出展のご検討・ご相談は、ぜひともお早めに!!

 

 

【新型コロナウイルス感染拡大に伴う情報】

 

<日本からドイツへ>

現在、日本からの渡航者はドイツに入国することが可能です。ドイツへの渡航にあたってはコロナ検査の陰性証明、「海外渡航用のワクチン接種証明書」または快復証明書が必要となります。どの証明書をお持ちかにより追加で書類の提出が必要な場合がありますので、こちらの早見表でまずはご確認ください。

また、ドイツでは現在、飲食店や小売店(生活必需品を取り扱う店を除く)に入店する際には「2Gプラスルール」が適用されます。これは、2G(ワクチン接種者および感染からの快復者)であっても、24時間以内の検査陰性証明書またはブースター接種(3回目)を行った証明書を提示できる者のみ入店が可能、というルールです。

詳細は、在独日本国大使館在デュッセルドルフ総領事館などの情報をご覧ください。

 

<ドイツから日本へ>

過去14日以内にドイツに滞在し、日本へ到着するすべての者は、入国の翌日から起算して6日間は、検疫所の確保する宿泊施設等で待機が求められています。入国の翌日から起算して3日目および6日目にコロナ検査を行い、陰性と判断された場合は、検疫所が確保した宿泊施設を退所し、公共交通機関を使わずに自宅または自身で確保した宿泊施設に移動し、残りの期間を自宅等で待機する必要があります。オミクロン株が支配的になっている国・地域(現在、ドイツを含むすべての国・地域)からの入国者は、10日間の待機期間となっています。詳細については、こちらをご覧ください。

 

また、引き続き帰国時にはワクチン接種を完了した方であってもドイツ出国前72時間以内の検査証明書の提示が必要です(経由便の場合、日本行き最終航空便の出発時間から72時間以内)。海外で厚生労働省が指定する検査証明書を取得する必要がありますので、必ず厚生労働省の情報をご確認ください。

 

外務省の「海外安全情報無料配信サービス(たびレジ)」に登録すると、メールアドレスまたはLINEで渡航予定の国・地域の最新情報を受け取ることができます。具体的に渡航をご検討の方は、ぜひご利用ください。

 

その他、弊社およびドイツ本社の新型コロナウイルスに対する対応などを以下にて随時アップデートしていますのでご覧ください。

 

 

デュッセルNEWSは毎月15日頃配信しています。自動配信をご希望の方は、こちらからお問い合わせください。

 


 

㈱メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン
代表取締役社長:小原暁子
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ ガーデンコート7F
T: 03-5210-9951 | F: 03-5210-9959 
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